🎍 門松と玄関 ― 年神様を迎える“気の入口”

門松の筆イラスト 竹の文化と歴史

📋 目次(ToC)

  1. 🌾 はじめに ― 玄関に門松を置く、その理由
  2. 💡 豆知識:年神様とは?
  3. 🪶 門松の役割 ― “神を迎えるしるし”としての意味
  4. 🎋 玄関での飾り方 ― 外側・内側・方角の考え方
  5. 💡 家のタイプ別おすすめ(戸建て/マンション)
  6. 🌿 玄関と門松 ― “松と竹”がつくる迎えの空気
  7. 🕊 飾る時期と片付けのタイミング
  8. 🌸 まとめ ― 玄関に風が通う、新しい年へ

🌾 はじめに ― 玄関に門松を置く、その理由

年の瀬、玄関先に並ぶ門松を見ると、
家そのものがどこか凛として見えますよね。

けれど、「うちの玄関、外に置くべき?」「向きってあるの?」と
迷う人も多いはず。

実は門松の置き方ひとつで、
**年神様を迎える“気の流れ”**が変わるとも言われています。

風竹通信では、形式だけでなく、
“迎える心”そのものを大切にした門松のあり方を見つめていきます。


💡 豆知識:年神様とは?

お正月に訪れる“年神様(としがみさま)”は、
新しい一年の幸福と実りをもたらす神様。
各家庭の祖先神でもあり、
その家に福を授けるために山から下りてくると信じられています。

門松は、その年神様が迷わず訪れられるようにするための**“目印”**。
だからこそ、玄関に立てる意味があるのです。


🪶 門松の役割 ― “神を迎えるしるし”としての意味

門松は、松と竹、そして時に梅を組み合わせた正月飾り。
それぞれに深い意味があります。

  • :冬でも緑を保つ“長寿と不変”の象徴。
     → どんな時も家を守り続けるという願い。
  • :まっすぐ天へ伸びる“清めと繁栄”の象徴。
     → 新しい年に良い気を呼び込む柱。
  • :春を告げる“再生と希望”の花。

この三つがそろうことで、
「長く」「強く」「新しく」生きるための祈りが完成します。

💫こちらの記事もご一緒にどうぞ💫
🍂竹と歳時記 ― 四季の行事に見る“再生と祈り”の象徴


🎋 玄関での飾り方 ― 外側・内側・方角の考え方

🌿 外側 or 内側?

門松は玄関の外側に置くのが基本。
神様を“外からお迎えする”という意味があるためです。

ただし、マンションや集合住宅などで
共用廊下に飾れない場合は、玄関の内側でもOK。

その際は、玄関ドアの内側すぐの両端に、
小さな門松を外(ドアの方)へ向けて置きましょう。
ドアを開けた時に「外の世界へ挨拶するような向き」――
それが神様に「ここがあなたを迎える家ですよ」と伝える配置です。

卓上サイズの門松とみかん

🌞 方角の考え方(玄関の外を基準に)

  • 東向き → 太陽の昇る方角。発展・成長運に◎。
  • 西向き→金運を司るとされる方角。ただし夕日の方角でもあり、「実り」や「感謝」を象徴する。
  • 南向き → 明るく、人間関係・名誉運に吉。
  • 北向き → 寒気を受けやすく、“気”が滞りやすいので避けたほうが無難。

もし迷ったら、玄関から見て光が入りやすい位置を選びましょう。
自然光が当たる場所には、良い気が集まります。

💬 一口メモ
方角よりも「清潔で明るい玄関」が第一条件。
まずは扉まわりを整えることが、神様を迎える最初の準備です🌸


💡 家のタイプ別おすすめ(戸建て/マンション)

🏠 戸建ての場合

門の両脇、または玄関の左右に一対で飾るのが正式。

竹の組み方にはいくつか種類があります。

  • 3本組:最も一般的。天・地・人の調和を表し、家庭円満を願う。
  • 1本立て:ひとつの竹で神を迎える“誠実な祈り”のかたち。
     簡素ながら清らかで、個人宅や小さな神棚に向きます。
     **「ひとりでも心を込めて迎える」**という想いを象徴します。
  • 5本組:格式が高く、企業や神社などの飾りに多い。
     → “より多くの福を招く”とされます。

家の大きさや願いに合わせて、バランスのよい本数を選びましょう。

立ってるタイプの門松

🏢 マンション・アパートの場合

共用スペースが使えない場合は、
玄関ドアの内側・両端や、シューズラックの上に小型の門松を。
高さ20〜30cmの卓上タイプで十分です。
ドアを開けたとき、外へ向かって見える位置に置くと、
“神様を玄関越しに迎える”配置になります。

近年では、以下のような現代的なアレンジも人気です:

  • ミニ門松:高さ15cm程度の小さなもの(価格:1,500〜3,000円程度)
  • 一輪挿し風:竹と松の枝を生けた簡易版(価格:1,000〜2,000円程度)
  • アートタイプ:竹のオブジェと生け花を組み合わせたもの(価格:3,000〜8,000円程度)

💬 一口メモ
小さくても「迎える意識」を形にすることが大切。
それだけで、玄関の空気がふっと明るく変わります。


🌿 玄関と門松 ― “松と竹”がつくる迎えの空気

門松の主役は、松と竹。
松は冬の寒さにも負けず青々と葉を保ち、**“変わらぬ強さ”を象徴します。
竹は空へまっすぐ伸び、
“清めと調和の気”**を通す存在。

松が場を守り、竹が空を開く――
二つがそろうことで、玄関が“気の入口”として整うのです。

風竹通信では、この“竹の空洞(くう)”を、
「神の気が通う道」として大切にしています。
松が福を留め、竹が風を通す。
その共演こそが、門松の静かな美しさです。

💬 一口メモ
門松を立てることは、“外の風”を迎え、“内の気”を整えること。
その行為自体が、心のリセットでもあるのです。


🕊 飾る時期と片付けのタイミング

門松は12月28日までに飾るのが理想。
29日は「苦(く)」に通じ、31日は「一夜飾り」で縁起が良くありません。

片付けは、「松の内」が明ける**1月7日(関西では15日)**ごろが目安。
また、一部地域では旧暦の正月に合わせて飾る風習もあります。

片付けた門松は、神社などの「どんど焼き」でお焚き上げし、
年神様を丁寧にお見送りします。

どんど焼きに出せない場合は、塩で清めてから紙に包み、感謝の気持ちを込めて通常の他のゴミと一緒に処分を。

どんど焼きの風景

🌸 まとめ ― 玄関に風が通う、新しい年へ

玄関は、外の世界と家をつなぐ“境界”。
そこに門松を飾ることは、神様を迎えると同時に、
自分たちの心を整える小さな儀式でもあります。

松のように変わらず、竹のようにしなやかに。
その願いを玄関に託すことで、
新しい年の始まりに、家全体へ穏やかな風が通いはじめます🌿

🎍 門松の竹 ― 意味と選び方で変わる“新年の迎え方”
門松の竹にはどんな意味がある?青竹や切り口の形、家庭・店舗別の選び方、飾る時期、購入のポイントを丁寧に解説。
🎋竹の香りで一日が変わる ― 自然の力で運気をリセット
朝の竹の香りが心と運を整える。竹アロマや竹線香を使って、自律神経を整え、1日の始まりを前向きにスタートする方法を紹介。

コメント

タイトルとURLをコピーしました