📋 目次(ToC)
- 🌾 はじめに ― 玄関に門松を置く、その理由
- 💡 豆知識:年神様とは?
- 🪶 門松の役割 ― “神を迎えるしるし”としての意味
- 🎋 玄関での飾り方 ― 外側・内側・方角の考え方
- 💡 家のタイプ別おすすめ(戸建て/マンション)
- 🌿 玄関と門松 ― “松と竹”がつくる迎えの空気
- 🕊 飾る時期と片付けのタイミング
- 🌸 まとめ ― 玄関に風が通う、新しい年へ
🌾 はじめに ― 玄関に門松を置く、その理由
年の瀬、玄関先に並ぶ門松を見ると、
家そのものがどこか凛として見えますよね。
けれど、「うちの玄関、外に置くべき?」「向きってあるの?」と
迷う人も多いはず。
実は門松の置き方ひとつで、
**年神様を迎える“気の流れ”**が変わるとも言われています。
風竹通信では、形式だけでなく、
“迎える心”そのものを大切にした門松のあり方を見つめていきます。

💡 豆知識:年神様とは?
お正月に訪れる“年神様(としがみさま)”は、
新しい一年の幸福と実りをもたらす神様。
各家庭の祖先神でもあり、
その家に福を授けるために山から下りてくると信じられています。
門松は、その年神様が迷わず訪れられるようにするための**“目印”**。
だからこそ、玄関に立てる意味があるのです。

🪶 門松の役割 ― “神を迎えるしるし”としての意味
門松は、松と竹、そして時に梅を組み合わせた正月飾り。
それぞれに深い意味があります。
- 松:冬でも緑を保つ“長寿と不変”の象徴。
→ どんな時も家を守り続けるという願い。 - 竹:まっすぐ天へ伸びる“清めと繁栄”の象徴。
→ 新しい年に良い気を呼び込む柱。 - 梅:春を告げる“再生と希望”の花。
この三つがそろうことで、
「長く」「強く」「新しく」生きるための祈りが完成します。
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🍂竹と歳時記 ― 四季の行事に見る“再生と祈り”の象徴
🎋 玄関での飾り方 ― 外側・内側・方角の考え方
🌿 外側 or 内側?
門松は玄関の外側に置くのが基本。
神様を“外からお迎えする”という意味があるためです。
ただし、マンションや集合住宅などで
共用廊下に飾れない場合は、玄関の内側でもOK。
その際は、玄関ドアの内側すぐの両端に、
小さな門松を外(ドアの方)へ向けて置きましょう。
ドアを開けた時に「外の世界へ挨拶するような向き」――
それが神様に「ここがあなたを迎える家ですよ」と伝える配置です。

🌞 方角の考え方(玄関の外を基準に)
- 東向き → 太陽の昇る方角。発展・成長運に◎。
- 西向き→金運を司るとされる方角。ただし夕日の方角でもあり、「実り」や「感謝」を象徴する。
- 南向き → 明るく、人間関係・名誉運に吉。
- 北向き → 寒気を受けやすく、“気”が滞りやすいので避けたほうが無難。
もし迷ったら、玄関から見て光が入りやすい位置を選びましょう。
自然光が当たる場所には、良い気が集まります。
💬 一口メモ
方角よりも「清潔で明るい玄関」が第一条件。
まずは扉まわりを整えることが、神様を迎える最初の準備です🌸
💡 家のタイプ別おすすめ(戸建て/マンション)
🏠 戸建ての場合
門の両脇、または玄関の左右に一対で飾るのが正式。
竹の組み方にはいくつか種類があります。
- 3本組:最も一般的。天・地・人の調和を表し、家庭円満を願う。
- 1本立て:ひとつの竹で神を迎える“誠実な祈り”のかたち。
簡素ながら清らかで、個人宅や小さな神棚に向きます。
**「ひとりでも心を込めて迎える」**という想いを象徴します。 - 5本組:格式が高く、企業や神社などの飾りに多い。
→ “より多くの福を招く”とされます。
家の大きさや願いに合わせて、バランスのよい本数を選びましょう。

🏢 マンション・アパートの場合
共用スペースが使えない場合は、
玄関ドアの内側・両端や、シューズラックの上に小型の門松を。
高さ20〜30cmの卓上タイプで十分です。
ドアを開けたとき、外へ向かって見える位置に置くと、
“神様を玄関越しに迎える”配置になります。
近年では、以下のような現代的なアレンジも人気です:
- ミニ門松:高さ15cm程度の小さなもの(価格:1,500〜3,000円程度)
- 一輪挿し風:竹と松の枝を生けた簡易版(価格:1,000〜2,000円程度)
- アートタイプ:竹のオブジェと生け花を組み合わせたもの(価格:3,000〜8,000円程度)
💬 一口メモ
小さくても「迎える意識」を形にすることが大切。
それだけで、玄関の空気がふっと明るく変わります。
🌿 玄関と門松 ― “松と竹”がつくる迎えの空気
門松の主役は、松と竹。
松は冬の寒さにも負けず青々と葉を保ち、**“変わらぬ強さ”を象徴します。
竹は空へまっすぐ伸び、“清めと調和の気”**を通す存在。
松が場を守り、竹が空を開く――
二つがそろうことで、玄関が“気の入口”として整うのです。
風竹通信では、この“竹の空洞(くう)”を、
「神の気が通う道」として大切にしています。
松が福を留め、竹が風を通す。
その共演こそが、門松の静かな美しさです。
💬 一口メモ
門松を立てることは、“外の風”を迎え、“内の気”を整えること。
その行為自体が、心のリセットでもあるのです。
🕊 飾る時期と片付けのタイミング
門松は12月28日までに飾るのが理想。
29日は「苦(く)」に通じ、31日は「一夜飾り」で縁起が良くありません。
片付けは、「松の内」が明ける**1月7日(関西では15日)**ごろが目安。
また、一部地域では旧暦の正月に合わせて飾る風習もあります。
片付けた門松は、神社などの「どんど焼き」でお焚き上げし、
年神様を丁寧にお見送りします。
どんど焼きに出せない場合は、塩で清めてから紙に包み、感謝の気持ちを込めて通常の他のゴミと一緒に処分を。

🌸 まとめ ― 玄関に風が通う、新しい年へ
玄関は、外の世界と家をつなぐ“境界”。
そこに門松を飾ることは、神様を迎えると同時に、
自分たちの心を整える小さな儀式でもあります。
松のように変わらず、竹のようにしなやかに。
その願いを玄関に託すことで、
新しい年の始まりに、家全体へ穏やかな風が通いはじめます🌿




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