朝の空気が少し冷たくなってきましたね。
吐く息がうっすら白くなって、
空が澄んで見えるこの季節。
そんな朝に、少しだけ早起きをして、
竹や木々が並ぶ小径を歩いてみませんか?
散歩というより、「整える時間」。
忙しい日々の中で、
体と心の呼吸を取り戻すための、静かなリセットの習慣です。
朝の光がくれる“リズムの再起動”
朝の光を浴びると、体内時計がリセットされます。
これは難しい理屈ではなく、
人間の体が「光とともに目覚めるようにできている」から。
さらに、朝の光を浴びると脳内で**“セロトニン”**という物質が分泌され、
気持ちが安定しやすくなると言われています。
つまり、朝に外を歩くという行為は、
心と体の“目覚めのスイッチ”を押すことなんです。
そして、その歩く道が竹や緑に囲まれていれば、
その効果は静かに、でも確実に深まっていきます。
緑の中で歩くと、頭の“ノイズ”が消えていく
緑を見ながら歩くと、脳の疲れが軽くなる。
これは、実際に研究でも確認されています。
自然の中では、色・光・香り・音――
すべてが人のリズムに寄り添うようにできている。
特に竹や木々の多い道は、空気が柔らかい。
湿度や香りが微妙に違って、
呼吸がしやすくなるのを感じるはずです。
朝の通勤前、ほんの10分でもいい。
空を見上げて歩く時間をつくるだけで、
頭の中の“ノイズ”が静まっていきます。
竹のある道を歩く理由
竹の道を歩くときの音を、少し思い出してみてください。
風が吹くと、葉がこすれ合って“サラサラ”と響く。
それはまるで、心の奥を掃き清めるような音。
竹の葉音には、一定の“リズム”があります。
それが、私たちの呼吸と自然に重なるんです。
竹林の中は空気がひんやりして、静けさに包まれている。
その静けさが、心を無理なく“ゼロ”に戻してくれます。
もし近くに竹林がなくても大丈夫。
公園の木立や、通勤・通学の並木道でも十分です。
大切なのは「自然の立ち姿」に目を向けること。
竹に限らず、まっすぐに立つ木を眺めながら歩くだけで、
心が整っていくのを感じられると思います。
朝の静けさの中で感じる“流れ”や“整い”は、
竹が古くから象徴してきた“再生”や“清らかさ”にも通じています。
👉 竹と歳時記 ― 四季の行事に見る“再生と祈り”の象徴
私の“朝ウォーク”の習慣
私は毎朝7時前後に、
近所の小さな神社の裏にある竹の小道を歩いています。
ほんの5分か10分。
でも、その時間があるだけで一日が全然違う。
歩きながら考えごとをするというより、
「何も考えない」を意識して歩くんです。
すると、不思議と“考えがまとまっている”ことに気づく。
まるで、竹の間を抜ける風が、
頭の中を整理してくれているような感じです。
🌿 歩くときの3つのポイント
① 朝7〜9時の光を浴びる
この時間帯は光が柔らかく、
一日のリズムをつくるのに最適です。
仕事前でも、少し早く家を出て5分歩くだけでもOK。
② スマホを見ずに“呼吸”を意識
一歩ごとに吸って、二歩ごとに吐く。
それだけで、体の中に風が通るように感じます。
③ “今日の空気、今日の音”を感じる
同じ道でも、風の音も香りも日によって違う。
その違いを感じ取るだけで、
“今”に心を戻すことができます。
歩きながら出会う「小さな開運」
“開運”というと少し特別に聞こえるけれど、
本当は「いい流れに乗る」というだけのこと。
朝の散歩は、その“流れ”をつくる習慣です。
歩いているうちに、
心の中で絡まっていたものが少しずつほどけていく。
頭が軽くなって、
「今日はこんなことをしてみようかな」と自然に思える。
それが、竹が導いてくれる小さな開運なんです。
季節の風を感じるということ
10月の風は、夏の名残をほんの少しだけ残しながら、
冬の気配を運んできます。
竹の葉の色も、少しずつ深みを増していく。
その変化を見ながら歩いていると、
季節の中で“生きている実感”が湧いてきます。
「昨日と同じ道を、今日も歩いている」
それだけなのに、風の音も光の角度も違う。
その小さな違いに気づけることが、
実はとても豊かなことなんだと思います。
🌸 まとめ ― 竹の道を歩く朝は、心が軽くなる
朝の竹や木々の道は、
私たちの心を静かに“整える場所”。
そこには、特別な儀式も、努力もいりません。
ただ風を感じながら歩くだけで、
体の中を新しい空気が巡り始めます。
竹の葉が揺れる音、
足もとで鳴る落ち葉の音、
そして自分の呼吸の音。
その三つのリズムが重なった瞬間、
「今日もいい一日が始まる」と自然に思えるんです。
朝の光の中で、静かに歩くこと。
それが、竹が教えてくれる“心をデトックスする”方法です。


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